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当法人と株式会社ヘリオス(本社:東京都千代田区、代表者:鍵本 忠尚、https://www.healios.co.jp/ 以下、「ヘリオス社」と言います。)は、ヘリオス社の保有する技術及び培養上清の活用を目指した共同研究に向けた基本合意書(以下、「本合意書」と言います。)を締結しましたのでお知らせします。
1.本合意書の概要
本合意書は、当法人が行う新たな治療法に関してヘリオス社が再生医薬品の技術及び原材料を提供する共同研究を主たる内容とした契約(以下、本契約と言います。)に関し、当事者間の合意事項を確認するため締結するものです。本契約期間において当法人は、共同研究費として1億8,000万円を拠出します。なお両者は、本合意書に基づき計画策定の上、2024年3月末を目途として本契約締結を進めてまいります。
2.相手先の概要
(1)名称 | 株式会社ヘリオス | |||
(2)所在地 | 東京都千代田区有楽町1丁目1番2号 日比谷三井タワー12階 ワークスタイリング内 | |||
(3)代表者の役職・氏名 | 代表執行役社長CEO 鍵本 忠尚 | |||
(4)事業内容 | 細胞医薬品・再生医療等製品の研究・開発・製造 | |||
(5)資本金 | 1億19百万円(2023年4月末現在) | |||
(6)設立年月日 | 2011年2月24日 | |||
(7)発行済株式数 | 74,543,600(株) | |||
(8)決算期 | 12月 | |||
(9)従業員数 | 63名(2023年9月末現在) | |||
(10)大株主及び持株比率 | 鍵本忠尚38.5% | |||
(11)当事会社間の関係 | 資本関係 | 該当事項はありません。 | ||
人的関係 | 該当事項はありません。 | |||
取引関係 | 該当事項はありません。 | |||
関連当事者への該当状況 | 該当事項はありません。 | |||
(12)最近3年間の経営成績及び財政状態(百万円) | ||||
決算期 | 2020年12月期 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | |
純資産 | 23,171 | 23,971 | 15,033 | |
総資産 | 7,851 | 8,645 | 4,382 |
3.本合意の日程
決議日:2024年1月16日
基本条件合意書締結日:2024年1月16日
4.今後の見通し
本合意書締結による当法人連結業績への現時点での影響はありません。今後、開示すべき事項が発生した場合には、速やかにお知らせいたします。
■株式会社ヘリオスについて
再生医療は、世界中の難治性疾患の罹患者に対する新たな治療法として期待されている分野であり、製品開発・実用化へ向けた取り組みが広がり、近い将来大きな市場となることが見込まれています。ヘリオスは、iPS細胞(人工多能性幹細胞)等を用いた再生医薬品開発のフロントランナーとして、実用化の可能性のあるパイプラインを複数保有するバイオテクノロジー企業です。2011年に設立、2015年に株式上場(マザーズ-現東証グロース:4593)し、再生医薬品の実用化を目指して研究開発を進めています。独自の遺伝子編集技術を用いて免疫拒絶のリスクを低減する次世代iPS細胞、ユニバーサルドナーセル(UDC: Universal Donor Cell)を作製し、がん免疫領域、眼科領域、肝疾患等において、iPS細胞技術を用いた新たな治療薬の創出のための取り組みを進めています。iPS細胞由来の再生医療等製品としての第一候補であるHLCN061は、固形がんに対する殺傷能力を遺伝子編集により強化した次世代のNK細胞(eNK®細胞)治療薬です。また、体性幹細胞再生医薬品を用いて日本国内における脳梗塞急性期および急性呼吸窮迫症候群(ARDS)に関する治験を実施し、申請に向け規制当局との協議を進めています。
https://www.healios.co.jp/
■一般社団法人AND medical groupについて
当法人は、全国19拠点(2023年末時点)でクリニックを運営する総合医療グループです。2020年に設立し、美容皮膚科・美容外科・形成外科・泌尿器科を展開、また傘下の再生医療等提供機関において、幹細胞を用いた再生医療分野への取り組みも始めています。
当グループは、人それぞれが持っている異なる性格・好み・価値観により、様々な「美」があると考え、性別や年齢・国籍などを問わず、「自分らしい美の追求ができる」クリニックを目指し、患者様の外見に対する不満やコンプレックスを軽減できるよう、様々な医療サービスを提供しています。
今後、再生医療分野においては、この度の株式会社ヘリオスとの共同研究を推進し、安全性と治療効果について、国が求める水準の科学的な検証を実施した上で、幹細胞を用いた治療法の確立、培養上清を活用した化粧品及び医療用製品の製造により、さまざまな疾患領域へ期待される幹細胞治療の可能性を追求してまいります。